丹後ジギングに行く前に、まず迷うのがジグの重さです。
- 150gで足りるのか
- 180gを中心にすればいいのか
- 200gや230gまで必要なのか
ここで大事なのは、重いジグを買えば正解という話ではありません。
- 底が取れるか
- ライン角度を保てるか
- 潮抜けが悪くて、しゃくり続けられなくなっていないか
丹後ジギングのジグ重量は、船に乗る前の準備と、船の上での判断を分けて考えた方が迷いません。
丹後ジギングのジグ重量は150g〜230g前後を基準に考える
丹後ジギングでは、150g〜230g前後をひとつの基準にして考えます。
ただし、これは「この範囲なら必ず正解」という意味ではありません。
船宿や釣具店の案内を見ても、100g〜200g、150g前後、150g〜230g、実釣では170g〜250gあたりまで、かなり幅があります。
つまり、丹後ジギングのジグ重量は固定で覚えるより、幅で準備するものです。
ざっくり見るなら、こうです。
| 重さ | 使いやすい場面 | 注意 |
|---|---|---|
| 150g | 潮が緩い、浅め、底が取りやすい時 | 風やドテラで流れると軽いことがある |
| 180g | 最初の基準にしやすい重さ | 迷った時の中心候補 |
| 200g | 風、潮、水深で少し厳しい時 | ロッド適合と体力を見る |
| 230g | 底取り優先、ライン角度を立てたい時 | 重くて動かせないなら形も見る |
初心者は、ひとつの重さだけを多く買うより、150g、180g、200g、230gのように段階を作った方が対応しやすいです。
同じ180gばかり持っていても、その日軽すぎたら釣りにならないからです。
逆に、重いジグだけ持っていても、潮が緩い日に動かしきれないことがあります。
重さを決める前に、船の指定を確認する
最初に見るのは、ネットの一般論ではありません。
乗る船の指定です。
丹後といっても、ポイント、水深、潮、季節、船の流し方で必要な重さは変わります。
船宿のタックル案内に目安が出ている場合もありますが、直近の状況は船に聞く方が早いです。
聞く内容は難しくなくて大丈夫です。
初めて丹後ジギングに行きます。
ジグは150g、180g、200g、230gあたりを持っていけば足りますか?
その日の水深や潮で、もっと重いものが必要になりそうですか?
このくらい聞ければ十分です。
船に聞くと、次の判断が変わります。
- 持っていく重量幅
- 中心にする重さ
- 予備で入れる重さ
- 使うロッドの強さ
- 予備ジグの数
船が「200g前後は欲しい」と言うなら、150gだけで行くのは弱いです。
「150g前後がメイン」と言われたなら、200gや230gを持つとしても、中心は変わります。
まず船に聞く。
ここを飛ばすと、買い物の時点でズレます。
ジグ重量は水深だけで決めない
ジグの重さは、水深だけで決まりません。
同じ100mでも、潮が緩い日と速い日では入り方が変わります。
風で船が押される日も変わります。
ドテラ流しでラインが斜めに出る時も変わります。
水深だけ見て重さを決めると、船の上で外します。
見る順番は、こうです。
- 船の指定
- 水深
- 潮の速さ
- 風と船の流れ方
- 底が取れているか
- ライン角度が周りと合っているか
- その重さをしゃくり続けられるか
数字としては200gが合っていそうでも、潮抜けが悪くて重すぎる日はあります。逆に、150gで動かしやすくても、底が分からないならその日は軽いです。
ジグ重量は、釣れる数字を当てる話ではありません。
まず見るのは、底が取れているか
船の上で最初に見るのは、底が取れているかです。
着底が分かるなら、その重さで釣りを続けられます。着底がぼやけるなら、1段階重くする候補です。
何度も底を見失うなら、重さだけでなく、投入方向、ライン角度、回収判断も見ます。
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 着底がはっきり分かる | その重さで続ける |
| 着底がぼやける | 1段階重くする候補 |
| 何度も底を見失う | 回収して入れ直す。船長に聞く |
| 周りは底が取れている | 自分の重さ、投入、ライン角度を見る |
底が取れていないまま、カラーやアクションを変えても判断がズレます。
- 魚が食わないのか
- そもそもジグが入っていないのか
そこが分からないからです。
まず底取り。
ここを外すと、次の判断が全部ぼやけます。
次に見るのは、ライン角度
底が取れていても、ライン角度が周りと大きく違うなら要注意です。
自分だけラインが寝すぎている場合、軽い、投入がズレている、流されすぎている可能性があるからです。
ドテラ流しでは、ラインが斜めに出ること自体は普通です。ただ、周りと角度が違いすぎると、お祭りしやすくなります。
見るところはこの3つ。
- 自分だけラインが寝ていないか
- 隣と交差しそうになっていないか
- 底を取った後、出しっぱなしになっていないか
角度が寝すぎた時は、粘るより一度回収した方がいいです。
釣りをしているつもりでも、ジグが流されているだけなら時間を失います。
風の日のライン角度と糸ふけは、こちらでも整理しています。
参考 風が強い日のジギング|船の揺れとライン角度で釣りを立て直す
重くすれば正解ではない。潮抜けと引き抵抗を見る
底が取れないなら、重くする。
これは基本です。
ただ、重くすれば全部解決するわけではありません。
同じ200gでも、ジグの形で操作感は変わります。潮抜けが悪いジグは、重さ以上にしんどく感じることがあります。
引き抵抗が強すぎると、しゃくり続けられません。
見るのは、このバランスです。
- 底が取れる
- ライン角度を保てる
- 潮抜けが悪すぎない
- ロッドの適合内で扱える
- 1日しゃくり続けられる
重いのに釣りづらい日はあります。
そういう時は、同じ重さのまま形を変える、潮抜けのよいジグにする、または船長に重さを確認する。
重さだけで押し切らない方が、釣りは続けやすいです。
カラーを替える前に、重さと底取りを見る
丹後ジギングでは、カラーで迷う人も多いです。
赤金、シルバー、ブルピン、グロー系など、選択肢はいろいろあります。
ただ、カラーを見る前に確認することがあります。
- 底が取れているか
- ライン角度が合っているか
- ジグを動かせているか
- 周りと釣りの層がズレていないか
ここができていないなら、色を替えても判断しにくいです。
- 魚が色を嫌ったのか
- ジグが魚のいる層に入っていないのか
そこが分からないからです。
カラーは大事ですが、先に見るのは重さと底取りです。
丹後ジギングのジグカラーはこちらで整理しています。
ロッドは、使うジグ重量から逆算する
200gや230gを使うなら、ロッドの適合も見ます。
軽いロッドで無理に重いジグを扱うと、動かしにくいだけでなく、ロッドにも負担がかかるからです。
逆に、強すぎるロッドだと150gが動かしにくいこともあります。
丹後ジギングでは180g前後、200g前後を中心に考えることが多いですが、深場や潮が速い日は230g以上を使うこともあります。
だからロッドは、持っていくジグ重量から逆算した方が迷いません。
見るところはこのあたりです。
- メインに使う重さ
- 予備で使う最大重量
- ロッドの対応ジグ重量
- しゃくり続けた時の疲れ方
- スピニングかベイトか
ロッド選びで迷う場合は、先にこちらを見てください。
参考 ジギングロッドの選び方|初めての1本はジグ重量と硬さで決める
リールは、重さより糸ふけ回収も見る
ジグ重量だけ見ていると、リールの話が抜けます。
でも、風の日やドテラ流しでは、糸ふけの回収がかなり大事です。着底後にもたつくと、ラインがさらに流れてしまうからです。
ラインが張る前にしゃくっても、ジグは思ったほど動きません。
だから、重さだけではなく、回収速度も見ます。
ただし、HGとPGは単純な優劣ではありません。
早く回収したい場面もあれば、重いジグや水深で巻き重りを感じる場面もあります。
リールは、使う海域、ジグ重量、ライン量、巻き取り長をセットで見た方がいいです。
リール選びはこちらで整理しています。
参考 ジギングリールはHGとPGどっち?最初の1台は巻き取り長で決める
初心者が持っていくなら、重量を飛ばしすぎない
初心者が準備するなら、重量を飛ばしすぎない方がいいです。
- 150gだけ
- 200gだけ
こういう持ち方だと、その日の真ん中に合わせにくくなります。
考え方としては、中心を作って、その前後を持つ。
例えば船に聞いて「180g〜200g中心」と言われたなら、150g、180g、200g、230gあたりを見ます。
「200g以上が欲しい」と言われたなら、180g、200g、230g、必要なら250g側も確認します。
最初から大量に買う必要はありません。でも、段階は必要です。
準備の考え方は、こうです。
- 船に中心重量を聞く
- 中心の重さは複数本持つ
- 前後の重さを少し入れる
- 深場や潮が速い日の上限を確認する
- ロッドに合わない重さは無理に買わない
船に聞いて中心重量が見えたら、あとはその前後を揃えます。
最初から高いジグを何本も買うより、まずは180g、200g、必要なら230g前後という段階を作る方が失敗しにくいです。
例えば、最初に見やすいのはこのあたりです。
200gでは軽い日や、底取り用に上側を持ちたい場合は、このあたりを候補にします。
ただし、230g以上を使うならロッドの対応重量は必ず見てください。
重いジグを持っていても、ロッドに合わない、しゃくり続けられないなら意味がありません。
ジグケースを買う場合は、重さではなく長さも見ます。
200gや250gのロング系は、ケースによって入らないことがあります。
180Vのように内寸が決まっているケースは、手持ちのジグの長さを確認してから選んでください。
まとめ
丹後ジギングのジグ重量は、150g〜230g前後を基準に考えます。
ただし正解は、船の指定、水深、潮、風、底取り、ライン角度で変わります。
大事なのは、重いジグを持つことではなく、ジグの現在地を見失わないこと。
- まず船に聞く
- 底が取れるか見る
- ライン角度を見る
- それでも合わないなら、重さ、形、潮抜け、ロッド適合を見直す
カラーを見るのは、その後でOKですよ。
