ジギングのアシストフックは、針の号数だけ見ても分かりにくいです。
同じ3/0でも、長さ、フトコロ、アシストラインの張りで、ジグへの付き方が変わります。
まず見るのは、強そうな針かどうかではありません。
ジグに付けた時に、針先が生きているか、ジグを抱かないか、ここです。
アシストフックは号数だけで決めない
アシストフックを選ぶ時、最初に目に入るのはフックサイズです。
3/0、4/0、5/0のような表記を見ると、数字だけで選びたくなりますが、ここだけで決めるとズレます。
同じ号数でも、メーカーや形でフトコロの広さが違います。アシストラインの長さも違います。
見る順番は、号数、長さ、フトコロ、アシストラインの張りです。
関連 リーダーの太さで迷っている場合は、先に ジギングのリーダー太さ長さ も見ておくと、タックル全体のバランスを決めやすいです。
最初に見るのは、ジグを抱かないか
アシストフックで避けたいのが、フックがジグを抱く状態です。
針先がジグ側へ隠れると、魚が触っても掛かりにくくなるからです。
針が大きければ安心、ではありません。
- フトコロが狭い
- アシストラインが長すぎる
- ラインが柔らかすぎて暴れる
このあたりが重なると、ジグを抱きやすくなります。
| 見るところ | ズレた時に起きやすいこと |
|---|---|
| フックのフトコロ | ジグを抱いて針先が生きない |
| アシストラインの長さ | 長いと絡みやすく、短いと掛けにくい |
| アシストラインの張り | 柔らかすぎると暴れやすい |
| 針先の位置 | ジグに隠れると掛かりにくい |
完成品を買う時も、パッケージの号数だけで終わらせない方がいいです。
使うジグに当てて、針先がどこへ来るかを見てください。
長さはジグの3分の1を目安にする
アシストフックの長さは、ジグ全長の3分の1くらいを目安にすると見やすいです。
ただし、これは固定の数字ではありません。
ロングジグ、セミロング、ショートジグ、フォール系で見え方は変わります。
- 長ければ掛かる……ではない
- 短ければ絡まない……でもない
3分の1を入口にして、最後はジグに付けた時の針先と絡み方を見ます。
フロントだけでいい場面、リアも付ける場面
青物ジギングでは、フロント側を中心に考える場面が多いです。
特にロングジグやセミロングをしゃくる時は、フロントだけで成立する釣りもあります。
ただ、リアフックがいらないという話ではありません。
- フォールで当たる
- 根魚やマダイも混じる
- ドテラでジグが横へ流れる
こういう時は、リアに意味が出ることがあります。
| セッティング | 合いやすい場面 | 注意 |
|---|---|---|
| フロントシングル | 青物、ロングジグ、根掛かりを減らしたい時 | 掛けどころは減る |
| フロントツイン | フッキングポイントを増やしたい時 | 絡みやすさも見る |
| フロント+リア | フォール、根魚、ドテラ、後ろからのバイト | 根掛かり、エビ、動きの抑制 |
リアを付けると、掛かりどころは増えます。
その代わり、根掛かり、エビ、ジグの動きへの影響も出ます。
なので、「付けた方が釣れそう」というだけで増やさない方がいいです。
完成品を買う時に見る4つ
最初は完成品で十分です。
自作から入るより、完成品をジグに当てて見る方が早いです。
買う時は、この4つを見ます。
- フックサイズ
- ショート/ロングと寸法
- アシストラインの張り
- フロント用かリア用か
ここで見るのは、商品名より寸法です。
たとえばショート、ロング、20mm、30mmのような表記があるなら、ジグに当てた時の位置を想像しやすくなります。
商品ページを開く前に、使うジグの長さと幅を見ておくと、型番違いを買いにくくなります。
3/0を固定で選ぶのではなく、使うジグに当てて、針先がジグを抱かないかを見てください。
船に聞くなら、フロント/リアまで聞く
船に聞く時は、「アシストフック何番がいいですか?」だけだと少し足りません。
船側が知っているのは、その日の釣り方です。
- ジグの重さ。
- ロング系かショート系か。
- サワラやタチウオが混じるか。
ここまで聞いた方が、フロントだけでいいのか、リアも見るのかを分けやすいです。
| 聞くこと | 理由 |
|---|---|
| フロントだけか、リアも付けるか | 釣り方と根掛かりで変わる |
| ジグは何g・どんな形が多いか | 長さとフトコロを合わせる |
| サワラやタチウオが混じるか | ワイヤー入りが必要になることがある |
| ドテラかバーチカルか | ジグの流れ方とリアの意味が変わる |
| 根掛かりしやすいか | リアを減らす判断になる |
電話では、これくらい聞ければ十分です。
「今度そちらでジギングに乗りたいです。
アシストフックを準備したいんですが、青物狙いならフロントだけで大丈夫ですか?
リアも付けた方がいい日が多いですか?
ジグは何gくらいで、ロング系かショート系かも教えてもらえますか?
サワラやタチウオが混じるなら、ワイヤー入りも見た方がいいですか?」
メールや問い合わせフォームで聞くなら、以下の文面を少し変えて使ってください。
サワラが混じる時は、ワイヤー入りを使った方が安心です。
ただし、青物だけなら常に必要とは限りません。
船にサワラが混じるか聞いてからで十分です。
ワイヤー入りは条件付き候補です。サワラやタチウオが混じるかを船に聞いてから見てください。
自作は最初からやらなくていい
アシストフックの自作には意味があります。
長さを合わせられます。段差も作れます。好きなフックとアシストラインを選べます。
ただ、最初から自作に入ると、何を基準に作ればいいかがぼやけます。
まずは完成品を買って、使うジグに当てて見ます。
そこで長い、短い、柔らかすぎると感じたら、自作へ進む方が分かりやすいです。
よくある失敗
アシストフックでよくある失敗は、だいたい似ています。
- ジグを変えてもアシストフックを変えない
- フックを付けすぎる
- リアを付けて根掛かりやエビが増える
- 針サイズだけ見て、長さとフトコロを見ない
- 潮がない日に強くしゃくって絡ませる
- サワラ混じりなのに普通のアシストだけで行く
絡む時は、フックだけが原因ではないこともあります。
- 潮が動かない。
- 船が流れない。
- しゃくりが強すぎる。
そういう日ほど、ジグが暴れてリーダーやフックを拾いやすくなります。
まとめ
アシストフックは、号数だけで決めない方がいいです。
- ジグに当てて、針先が生きているかを見る
- ジグを抱かないかを見る
- フロントとリアは、釣り方で分ける
- 船に聞くなら、フックの前後、ジグ重量、魚種、根掛かりまで聞く
自作はあとで大丈夫です。
最初は完成品をジグに当てて、長さとフトコロを見るところから始めてください。
関連 初回の道具全体をそろえるなら、先に オフショアジギング初回の持ち物 も確認しておくと、買う順番を整理しやすいです。
