ドテラ流しで底が分からない時に一番もったいないのは、分からないまましゃくり続けることです。
- ジグが船から離れすぎているのか
- 重さが足りないのか
- 一回回収した方がいいのか
ここを決められないまま続けると、釣れていない理由も分かりません。
この記事では、ドテラ流しで底がぼやけた時に「続ける・回収する・重くする・船長に聞く」をどう判断するかに絞ります。
まず「続けるか、回収するか」を決める
底がぼやけた時に、最初から色やアクションを替えても判断しにくいです。
ジグが狙う場所に入っていないなら、色を替えても、動かし方を替えても、答えがぼやけます。
先に決めるのは、今の流しを続けるか、一回回収するかです。
| 船上の状態 | 判断 |
|---|---|
| 着底が分かり、周りと角度も近い | そのまま続ける |
| 着底がぼやけるが、角度はまだ近い | 次の投入で重さか形を変える候補 |
| 自分だけラインが寝ている | 一回回収する |
| 隣と交差しそう | すぐ回収する |
| 何度入れても同じ状態になる | 船長・中乗りに聞く |
回収は負けではありません。
底が分からないまま長く流すより、入れ直して釣りを成立させる方が早いです。
自分だけライン角度が違うなら、粘らない
同じ船に乗っていても、自分だけ角度がズレることがあります。
- 投入が遅れた
- ジグが軽い
- 着底後にラインを出しすぎた
- 糸ふけ回収が遅れた
- 船の下へラインが入りやすい釣り座だった
原因は一つとは限りません。
ただ、隣と角度がズレたまま続けると、お祭りのリスクが上がります。
周りはまだ釣りになっているのに、自分だけラインが寝ている。
その時は、粘るより一回回収して角度を戻します。
重くするのは、入れ直しても同じ失敗が出る時
底が取れない時、ジグを重くする判断は間違いではありません。
ただ、最初の一回で何でも重くするより、まず入れ直して同じ失敗が出るか見た方が判断しやすいです。
- 入れ直しても着底がぼやける
- 周りより沈むのが遅い
- すぐラインが寝る
- しゃくってもジグの重みが戻ってこない
この状態が続くなら、1段階重くします。
それでも引き抵抗が強すぎるなら、同じ重さでも潮抜けのよい形を使う判断もあります。
重くする目的は、釣れるジグを当てることではなく、まず底取りと角度を戻すことです。
ジグ重量の考え方はこちらにまとめています。
参考 丹後ジギングのジグは何gがベスト?150g・180g・200g・230gの使い分け
糸ふけ回収が遅いと、ロッドを振ってもジグが動かない
底が取れた後も、糸ふけが残っているとジグに力が伝わりません。
ロッドを動かしているのに、実際はラインスラックを取っているだけ。
ドテラ流しで底取りが崩れた時は、ここもよく起きます。
- 着底後にすぐ糸ふけを取れているか
- ラインが張ってからしゃくれているか
- しゃくった後の糸ふけを回収できているか
ここが遅れると、次の着底も分かりにくくなります。
リールのHG/PGで迷う時も、単純にどちらが上という話ではありません。
糸ふけ回収と巻き取り長の考え方はこちらです。
参考 ジギングリールはHGとPGどっち?最初の1台は巻き取り長で決める
船長へ聞く時は、この聞き方でいい
底が取れない状態が何度も続くなら、自分だけで抱えなくていいです。
船の上では、短く聞いた方が答えをもらいやすいです。
底が分かりにくいです。 今のライン角度で続けて大丈夫ですか? 一回回収した方がいいですか? ジグは重くした方がいいですか?
この聞き方なら、次の行動に変えやすいです。
- 「続けて大丈夫」なら、その流しは続ける
- 「回収して」と言われたら、粘らない
- 「重くして」と言われたら、1段階上げる
初めての船なら、出船前にも聞いておくと楽です。
今日は何gくらいから始めたらいいですか? 底が分かりにくい時は、どのくらいまで重くして大丈夫ですか? ラインが船の下に入ったら、すぐ回収でいいですか?
聞く内容を決めておくと、船の上で迷う時間を減らせます。
色やアクションは、底取りが戻ってからでいい
釣れない時は、ジグカラーやアクションを替えたくなります。
それ自体は悪くありません。ただ、底が分からない、角度もズレている、ジグの重みも分からない状態なら、先に見るところが違います。
- 底が分かる
- 周りと角度が大きくズレていない
- しゃくった時にジグの重みが戻る
この状態に戻してから、カラーや動かし方を見ます。
丹後ジギングのカラーはこちらで整理しています。
参考 丹後ジギングのジグカラーは何色がいい?迷った時の選び方
まとめ
ドテラ流しで底が分からない時は、分からないまま続けないことです。
- 自分だけライン角度が違うなら、一回回収する
- 入れ直しても底がぼやけるなら、1段階重くする
- 重くしてしんどいなら、潮抜けのよい形も見る
- 判断できない時は、船長に短く聞く
色やアクションを見るのは、その後で十分。
底が取れない時間を減らせると、船の上で迷う時間も減ります。
風の日の糸ふけや船の揺れも一緒に見直すなら、こちらです。
