船酔い対策

船酔いしてしまったときに有効な3つの対処法【実践から得た重要なヒント】

船酔い対策はするつもりだけど、もし船酔いしてしまったら…酔い止め薬を飲めば大丈夫でしょ?

と軽く考えてませんか?

私は100回以上ジギング船に乗ってきて、船酔いでダウンする人をたくさん見てきました。

結論からいうと、

酔い止め薬を飲む ”だけ” では 船酔いから解放されません!

私は、酔い止め薬を飲んだだけで船酔いが収まった人を見たことがありません。

船酔いから解放されるためには、そのほかに重要な要素がいくつもあるんです。

今回は、船酔いしてしまったときの対処法について、詳しく書きたいと思います。

船酔いしてしまったときのための準備【重要】

船酔いしてしまったときのために、必ず用意しておくものがあります。

  1. ミネラルウォーター
    最低でも2リットルはあったほうがいい(後にも説明するが、口の中をスッキリさせるために使う)
  2. 酔い止め薬
    アネロン(酔い止め薬)を準備しておく
  3. 消化の良いサッパリした食べ物
    コンビニで売っているスープ系が◎

私は必ずこの3つを用意しています。

なぜこの3つが必要なのか、船酔いしてしまったときの対処法と合わせて、次の章から詳しく解説したいと思います。

船酔いしてしまったときの対処法

うがいをする

船酔いすると胃液が上がってくるので、胸だけじゃなく口の中も気持ち悪くなります。

しかも、船酔い薬を乗船前に飲んでいる影響で、やたらと口が乾いて(副作用?)ねちゃねちゃしてきます。

口の中がねちゃねちゃ+胃液の味がブレンドする・・・イメージしただけで気持ち悪いですよね(汗)。そんな状態のままだと、何をやっても効果は半減してしまいます。

まずはうがいをして口の中をスッキリさせる!

そのためにミネラルウォーターを準備しておく必要があるんです。

(どうせなら軽く歯磨きもしたいぐらいw)

「そんなことだけで・・・?」と思うかもしれませんが、ここが意外と盲点だったりします。

口の中が気持ち悪くなってくるたびに「ガラガラ〜~~ペッ」っと軽くうがいをするだけでも、かなり楽になりますよ!

酸素を多く取り込む

船酔いに強い人は無意識に、呼吸のテンポを遅くして酸素を多く取り入れている。

”最悪の乗り物酔い”とされている「南極観測船(しらせ)」の乗組員の船酔いを調査した結果、激しい船酔いになる人とそうでない人は、吐く息の二酸化炭素濃度に差があることがわかったそうです。

ようするに、

  • ヘッチャラな人
    ⇒ ゆっくり大きく呼吸をして酸素を多く取り込んでいる
  • 船酔いする人
    ⇒ 呼吸が浅いので、酸素を取り込む量が少ない

実際に船酔いする人をよ~く観察してみると、だいたいが呼吸が浅い傾向にあります。

なぜ呼吸が浅くなるのか?

その原因としては以下のことが考えられます。

  • 船が魚臭い
  • 周りでタバコを吸っている
  • 排気ガスのニオイが臭い
  • トイレが臭い
  • 大きく息をしたら吐いてしまう

これを見てどう思いますか?

ニオイがかなり影響していることがわかります。

船酔いをしないためには、ゆっくり大きく呼吸をして酸素を取り入れることが大事なので、臭い船には乗れないってことになります(笑)。

じっさい私は、臭い船には乗らない!と決めています。

だって、気分が悪くなるから・・・(汗)

どうしても臭い船に乗らざるをえない場合は、「携帯型酸素吸入器」なんかが役に立つかもしれませんよ!

思いきって吐く

早く船酔いから解放されたいのなら、思いきって吐いてしまったほうが圧倒的に楽です。

消化しきれていない食べ物が胃の中に残っていることで、船酔いをさらに悪化させることになりかねないからです。

吐くのをガマンすればするほど気持ち悪くなる一方で、しかも酔い止め薬を飲んでもほとんど効かない。。。

いくら頑張ってもいずれ吐いてしまうのなら、自らの意志で早めに吐いてスッキリしてからアネロンを飲みましょう。

ポイント

船酔いしているときは喉が渇きがちなので、スムーズに吐くために水を大量に飲むことをオススメしています。

※胃液を薄める効果も期待しています。

空腹でさらに気持ち悪くなるようなら・・・

「出すもの出したら腹が減って気分が悪くなる・・・」っていうのは船酔いあるあるです。

そんなときには、胃に負担がかからない消化の良いスープ系を食べるのがオススメです。

※ゼリー系でおOK!

船酔いしたときにやってはいけないこと

すぐに薬を飲む

船酔いの度合いにもよるんですが、「このままいけば、吐くだろうな~」って予想できるぐらい気持ちが悪いのなら、すぐに薬を飲まないほうがいいです。

どうせ薬を飲んでも、薬ごと吐いてしまえば効果を期待できないからです。

効果を期待するのなら、

  • 全部吐いて胃の中をスッキリさせる
  • 水を飲む+うがい+深呼吸をする
  • 落ち着いてきたら薬を飲む

これがベストです。

薬は「飲めば効く」というものではないので、焦らずに効果が期待できるタイミングで飲みましょう。

関連記事

ジュースを飲む

ネット上には「乗り物酔いしたときにはコーラが効く!」みたいな情報もありますが、ハッキリ言って船酔いにはまったく効きません!

ジュースを飲むと口の中がねちょねちょして、さらに船酔いが悪化するからです。

ジュースには糖分が含まれていますので、どうしても口の中に砂糖が残るんですよね。これがねちょねちょするし胃液といい感じにブレンドして口の中にいつまでも残る。。。

想像しただけで気持ち悪いでしょ(笑)

なので私はメンバーに、ジュースじゃなくてミネラルウォーターもしくは砂糖が入っていない飲み物(お茶など)を飲むことを勧めています。

排気ガスを浴びる場所で休む

これは船にもよるんですが、排気ガスがけっこう臭う場所があります。

基本的には「艫(とも)※船尾(後ろ側)」が一番排気ガスのニオイがします(一番後ろにマフラーがついている)。

広いし揺れも少ない、しかも「大艫(おおども)※一番後ろ」はよく釣れるので、この場所は押さえたいところなんですが、船酔いした状態で排気ガスの臭いニオイを浴び続けるのはまぁ耐えられないでしょう。

そんなときは、排気ガスのニオイが届かない場所(胴の間)に逃げましょう!

※日本海丹後ではドテラ流しが多いので、基本エンジンを切って流す形です。「船を立てる」場合はエンジンはかかったままなので、「大艫(おおども)※一番後ろ」にいる場合はモロ排気ガスの影響を受ける可能性が高いです。

ちなみに船が走っているとき(移動中)は「艫(とも)※船尾(後ろ側)」にいても排気ガスの影響を受けないので大丈夫ですよ。

少しマシになったからといってタバコを吸う

これは喫煙者限定の話ですけど、喫煙者あるあるです。

ここまで読んだ人ならもうわかってると思うんですが、口の中の状態が船酔いにものすごく影響します。

胃液とタバコの味がブレンドされることで、どうなるのかを考えてみてください。

一服してリラックスするどころか、さらに船酔いが悪化することになりかねません。

船が走っているときは少し船酔いが楽になるので、そのタイミングでタバコを吸ってしまいがちなんですが、ポイントについて船を止めた瞬間から、だいたいのメンバーがまた気分が悪くなってゲェゲェ…言ってます(苦笑)。

タバコが吸いたいのはわかるんですが、「船酔いから解放されたい」のなら、陸に戻るまでガマンしたほうがいいです。

まとめ

船酔いしてしまったときのために用意しておくものは、

  • ミネラルウォーター(2リットル)
  • 酔い止め薬(アネロン)
  • 消化の良いサッパリした食べ物(スープなど消化がいいもの)

この3つ。

船酔いしてしまったときの対処法は、

  • うがいをして口の中をスッキリさせる
  • 呼吸のテンポを遅くして酸素を多く取り入れる
  • 思いきって吐いて薬を飲む準備をする

空腹で気分が悪くなるようなら、消化の良いスープ系を食べる。

船酔いしたときにやってはいけないことは、

  • すぐに酔い止め薬を飲む(吐いたときに出てしまうから)
  • ジュースを飲む(砂糖がまとわりつくから)
  • 排気ガスを浴びる場所で休む(ニオイにやられる)
  • タバコを吸う(胃液と混じって口の中が気持ち悪くなる)

ちなみに、船酔いしないためには当日よりも「前日の対策」が大きく影響します。

じっさいに私がやっている対策を以下の記事に詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてください。

食事のタイミング
酔い止めを飲むタイミング

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