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船酔いの酔い止めはいつ飲む?乗船30分前だけで考えると遅い理由

酔い止めと水を前日に準備している釣行前夜のアイキャッチ画像

酔い止めは、持っているだけでは足りません。

船釣りで本当に怖いのは、薬を忘れることだけではなく、飲むタイミングを外して、効いてほしい時間に間に合わないことです。

朝早く起きて、寝不足のまま車に乗って、港に着いて、タックルを下ろして、船に乗る。

そこでようやく「酔い止め飲んでおくか」では、もう少し荒いです。

この記事では、アネロンやトラベルミンRの公式情報をベースにしながら、船釣りの朝にどう当てはめるかを整理します。

酔い止めは、酔ってから飲むものではない

船酔いモードに入ってから薬を飲んでも、すぐ元通りになるとは考えない方がいいです。

気持ち悪くなってからでは、口の中も気持ち悪いし、呼吸も浅くなるし、手元を見るだけでさらにしんどくなるからです。

船酔いモードに入った後はかなり戻しにくいです。

これは釣り人ならわりと分かる感覚だと思いますが、いったん撃沈すると、ジグの色とか、しゃくり方とか、それどころではなくなります。

だから、酔い止めは「酔ってからどうするか」ではなく、「酔う前にどう段取りするか」で考えます。

公式の基本は「乗車船30分前」

エスエス製薬のアネロン「ニスキャップ」は、公式情報で「乗物酔いの予防には乗車船の30分前に服用」とされています。

成人、15才以上は1回1カプセル、1日1回です。

エーザイのトラベルミンRも、予防には乗車船30分前に服用とされています。11才以上が対象で、追加服用する場合は4時間以上あけて、1日2回までです。

ここは絶対に雑にしないでください。

よくある失敗は、「30分前」とだけ覚えて、当日の流れに落とし込んでいないことです。

船釣りの30分前は、家のソファではありません。

港か、車の中か、もう準備でバタバタしている時間です。そこで初めて考えるから抜けます。

船釣りは、乗船前にもう勝負が始まっている

船酔いのタイミングを考える時、乗船時間だけ見ても足りません。

見ないといけないのは、この流れです。

時間何が起きるか見ること
前日の夜寝られない、準備でバタつく薬・水・軽食を置いておく
出発前寝不足で判断が雑になる飲むかどうかを前日に決めておく
車移動港に着く前に軽く酔う人がいる運転する人は特に注意
港到着タックル準備で下を向く細かい作業を減らす
乗船前荷物、受付、釣り座でバタバタこの時点で迷わない
出船後揺れとにおいが一気に来るここで初めて飲むのは遅いことがある

酔い止めは「船に乗る30分前に飲めば終わり」ではなく、出発から出船までのどこで自分が崩れやすいかを見るものです。

港に着く前から車でしんどくなる人なら、乗船30分前だけ見ていてもズレます。

逆に、帰りに自分で運転する人は、眠気の注意を軽く見てはいけません。

丹後ジギングの朝で考えると、30分前だけでは判断が荒い

たとえば、丹後方面のジギングで朝7時半ごろ乗船するとします。

7時には港に着いて、タックルやジグを準備したい。

明石方面からなら車で2時間半ほどかかることもあります。そうなると、4時前後には家を出る。3時半には起きる。前日は、楽しみと寝坊のプレッシャーでまともに寝られない。

この状態で、港に着いてから「さて酔い止めどうしよか」と考えるのは遅いです。

薬を飲む時間そのものは、必ず製品表示に従ってください。

ただ、飲むかどうかを考えるタイミングは前日です。何時に起きるか。誰が運転するか。港までに車酔いしやすいか。帰りは自分で運転するのか。ここまで決めておきます。

船酔い対策は、薬の話に見えて、実際は段取りの話です。

寝る前にも飲む話は、自己判断で真似しない

釣り人の中には、「前日の寝る前にも飲む」「出船前にも飲む」という話をする人がいます。

ただし、この記事ではそれを正解としてすすめません。

医薬品は、使い方を自己判断で変えるものではないからです。

特にアネロン「ニスキャップ」は、公式情報で1日1回とされています。

強い言い方をすると、釣り仲間の成功談をそのまま自分の用法にしない方がいいです。

体格も、体質も、持病も、運転予定も違います。

どうしても不安なら、釣行前に薬剤師や登録販売者に相談してください。

「船釣りで朝早く、港まで車移動があり、帰りに運転する可能性がある」と具体的に伝える方がいいです。

眠気と帰りの運転まで考える

酔い止めで見落としやすいのが、帰りです。

朝は「酔いたくない」が勝つので、とにかく薬に意識が行きます。

でも船から上がった後、疲れて、眠くて、そこから車で帰る。この流れまで考えておかないと危ないです。

トラベルミンRは、公式情報で「眠気が比較的少ない成分を配合」とされています。

ただし同じ公式情報で、服用後は乗物又は機械類の運転操作をしないことともされています。

ここを間違えないでください。

「眠気が比較的少ない」と「運転していい」は別です。

自分が運転するなら、薬の選び方だけでなく、誰が帰りに運転するのか、仮眠できるのか、港近くで休めるのかまで考えてください。

酔い止めは、船の上だけの話ではありません。家に帰るまでが釣行です。

前日の夜に、薬と水を同じ場所へ置く

初心者ほど、当日の朝に考えることを減らした方がいいです。

寝不足の朝は、判断が雑になります。

スマホのアラームを止めて、着替えて、荷物を積んで、集合時間を気にして、もうその時点で頭が回っていないことがあります。

だから、前日の夜にセットで置いてください。

  • 酔い止め
  • 軽食
  • エチケット袋
  • スマホのアラーム

薬だけを釣りバッグに入れると、飲むタイミングを忘れることがあります。

水と一緒に、目に入る場所へ置く。これだけで朝のミスが減ります。

水は薬を飲むためだけではありません。

酔ってしまった後に口をすすぐ時にも使います。

船の上で口の中が気持ち悪いままだと、回復しにくいです。

薬だけに丸投げすると普通に負ける

ここは少し厳しめに言います。

酔い止めを飲んだから、寝不足でも大丈夫。朝飯を抜いても大丈夫。船に乗ってからノットを組んでも大丈夫。こういう考え方だと、普通に負けます。

水産庁の体験乗船注意事項でも、寝不足、空腹、満腹、炭酸飲料直後、体調不良、すでに乗り物酔い・二日酔いの状態は船酔いを起こしやすい状態として挙げられています。

酔い止めは大事です。

でも薬だけで全部帳消しにはなりません。

前日の睡眠、朝の軽い食事、港までの移動、船上で下を向かない準備。ここまで合わせて船酔い対策です。

全体の船酔い対策はこちらで整理しています。

参考 オフショアジギングの船酔い対策|酔ってからでは遅い前日準備

まとめ。酔い止めは前日にタイミングまで決める

船酔いの酔い止めは、当日の朝に「どうしよう」と考えるものではありません。

  • 公式表示は必ず確認する
  • 基本は乗車船30分前
  • 船釣りでは、家を出る時間と車移動も見る
  • 自己判断で回数を増やさない
  • 眠気と帰りの運転を軽く見ない
  • 薬と水は前日の夜に同じ場所へ置く

酔い止めは「持っているか」ではなく、「効かせたい時間から逆算できているか」で差が出ます。

船の上で迷わないために、飲むかどうか、いつ飲むか、帰りは誰が運転するか。ここまで前日に決めておいてください。

参考にした公式・信頼情報

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